



5月5日は子どもの日。
家族みんなで「柏餅」を食べている時の子どもたちとパパの会話ですが、パパ撃沈でした(笑)
そこで、柏餅の葉っぱは食べることができるのか?巻く意味や代用できるものってあるのか、冷凍・解凍方法、などなど調べてみました!
今年は、子供たちにサクっと説明できるパパ・ママになりましょう!
目次
柏餅の葉っぱは食べる?
結論!食べたからと言って体に害はありませんが、一般的には食べないものとされています。
食用ではありませんので、筋があって硬く美味しくない、とのこと・・・。私も食べようとしたことはありませんが(;^_^A


次は「柏餅」に葉っぱを巻く意味を調べました!
柏餅に葉っぱを巻く意味って?
春になるとよく見かける桃色の可愛らしい和菓子「桜餅」は、塩漬けした桜の葉っぱで包まれているので食べることができます。(もちろん食べなくてもOK)
塩漬けの葉の渋さと、餡の甘さが絶妙で美味しいですよね。
一方、柏餅の葉は一般的には食べないものなのに、どうしてわざわざ葉っぱが巻いてあるんでしょうか?
その1・子孫繁栄の縁起物として
柏の木には「神様が宿る」と考えられ、神聖な木として大切にされてきました。
柏の葉っぱは、新芽が育つまで古い葉っぱが枯れず枝から落ちません。
そのことから、子孫繁栄・家系が絶えない縁起物として江戸時代から「柏餅」に柏の葉っぱを巻く風習が始まったんですね。
その2・香りづけ
柏餅の葉っぱを外してひと口食べたときの、あの柏餅ならではの香り。
柏の葉っぱに巻いているからこそ、なんですね。
柏の葉っぱは食べずに外し、葉っぱの香りがうつったお餅を楽しみましょう。
その3・抗菌作用
柏の葉っぱには、オイゲノールという成分の抗菌作用が含まれていて、柏餅を包むように巻くことで菌から守り、傷みにくくする役割があります。
その4・保湿効果
柏の葉っぱを巻くことで、柏餅を乾燥から防ぐことが出来ます。
表面が白くてしっとりとした柏餅、おいしいですよね!


今年は初めて子ども達と一緒に柏餅をつくってみようかな~と思ったのですが・・・

次に、柏餅の葉っぱって何かで代用できるのか、調べてみました。
代用できるものって?
代表的なものはサルトリイバラの葉。あまり聞きなれないですね。

サルトリイバラの葉
もともと西日本では「柏の木」があまり一般的ではなく、柏の葉っぱの代用としてこのサルトリイバラの葉を使用することが多いようです。
そしてこのサルトリイバラの葉は、中国などからの輸入が大半です。
柏の葉っぱで巻いていないのに「柏餅」と呼ぶのは不思議ですが、主人の故郷の福岡県では、このサルトリイバラの葉で巻かれた柏餅を「がめのは餅」と呼ぶ人もいたとか。不思議ですね。
調べてみると、ネットでも柏餅用の葉っぱの購入が出来ました!
↓製菓材料で有名な富澤商店の柏の葉。10分ほど茹でてアク抜きをした後、きれいに洗って水気を切ってから使います。
ネットで柏の葉が手に入るのならますます作りたくなってきました!
柏餅の作り方!
「蒸し器は面倒だな~」というママ、安心してください!この動画では電子レンジでつくっています♪
【材料】10個分
■上新粉…250g
■片栗粉…20g
■砂糖…20g
■水…350ml
■こしあん…250g
■柏の葉…10枚
【つくり方】
① ボウルに上新粉・砂糖・片栗粉・水を入れてよく混ぜる。
② ラップをふんわりとかけ、500Wのレンジで6分加熱する。
③ すりこぎ棒に水を付けて捏ね、手で触れる温度になったら手に水を付けて捏ねる。
④ ラップをして20分蒸らす。
⑤ 再度手でしっかりと捏ねる。
⑥ 10等分に分け、こしあんを包んで丸める。
⑦ 柏の葉を巻けば完成!


子どもは「コネコネ」大好きですからね~!もう紙粘土感覚(笑)
でも。柏餅ってひとり何個も食べないし・・・余りますよね(;^_^A
余ってしまったときの気になる消費期限や冷凍・解凍方法も調べましたよ!
柏餅の消費期限
柏餅は生ものなので、あまり日持ちしません。室温にもよりますが常温で2~3日間程度の消費期限です。翌日には乾燥して少し硬くなってしまいます。
でも、冷蔵庫に入れて冷やしてしまうと、和菓子に多く含まれている“でんぷん”が硬化してパサパサと硬くなってしまします。
なので、柏餅は余ってしまったら冷凍保存がおすすめ!
柏餅の冷凍保存
柏餅を一回冷凍して解凍してみた。あぁ全然イケるゎ。むしろ美味い。端午の節句終わって店頭から消えると柏餅難民になるから買い溜めしとこ。
— 🐅🐅🐅o2oSun🐅🐅🐅 (@o2oSun) 2017年4月16日
【冷凍方法】
⑴なるべく柏の葉っぱは外してひとつずつラップで包む。
⑵ラップしたものを冷凍用ジッパーに入れ、なるべく密閉状態に近くする。
⑶日付を記入して冷凍庫へ。
やはり出来立てを食べるのが一番美味しいですが、たくさん作りすぎてしまったとき、頂き物が余ってしまったときなどは、なるべく早く冷凍してしまいましょう。
冷凍した場合の賞味期限6ヶ月程度です。
次は美味しく食べるための解凍方法もご紹介します!
柏餅の解凍方法
常温で2~3時間すると食べごろになります。
1度解凍したものを再度、冷凍すると美味しくなくなってしまうのでNGです。
解凍して食べごろになったら、なるべく早く食べましょう。
電子レンジでの解凍はあまりおススメできません。
冷凍された柏餅を電子レンジで解凍したら温めすぎちゃった。鯛焼きみたいな食感
— バリュー (@dragonfly_fly__) 2017年4月25日
前から買ってあった冷凍の柏餅食べようとして、ほんとは自然解凍って書いてあったけど待てなくて電子レンジでチンしたら熱々になっちゃって、急速に冷やすため冷凍庫に入れたらそのまますっかり忘れちゃって、またカチカチになっちゃって、、、
こういうのあるあるだよね。笑— 辻村ゆりな(しらたまん) (@YurinaT_930) 2017年5月5日
↓お湯に浸けて解凍した人もいました!今度我が家でもやってみたいと思います(笑)
柏餅、冷凍していたんだけど一度沸かしたお湯にラップで包んだまま浸けて放置していたらやわやわのまま解凍できたよ!!すごいよ!!これ!!!!
— coz@1/28壁博感謝!!!!! (@void_cuz) 2016年4月12日
まとめ
今回は、柏餅の葉っぱは食べるのか、巻く意味や代用できる葉や、冷凍・解凍方法などをご紹介しました。
柏餅に葉っぱを巻く意味や、普通は食べないということがわかって我が家はみんなスッキリ(笑)
さっそく柏の葉をネットでポチっと買って、子ども達とコネコネしながら「柏餅」、今年はつくってみようと思います\(^_^)/