
カレンダーをじーっと見ていた10歳の長女が聞いてきました。
大安や仏滅はよく聞くし、意味もなんとなくわかるけれど「先負」は・・・

大人はあまり掘り下げないコトも、子どもは純粋に疑問をぶつけてきますよね~。
今回は10歳の長女と一緒に調べた「先負」の読み方や意味、気になる「引っ越し」や「結婚式」「納車」などは大丈夫なのか、まとめてみました!!
「先負」の読み方と意味
先負は「せんぶ」「せんぷ」「さきまけ」「せんまけ」などと読みます。
よくカレンダーに書かれている「大安」「仏滅」などの六曜(ろくよう)の中のひとつで「先んずれば負ける」という意味。
急用や訴訟などの争い事・勝負事を避けた方が良い、とされている日のことです。
六曜とは・・・
暦注の一つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種の曜がある。日本では、暦の中でも有名な暦注の一つで、一般のカレンダーや手帳にも記載されていることが多い。今日の日本においても影響力があり、主に冠婚葬祭などの儀式と結びついて使用されている。
※Wikipediaより引用

よく「結婚式は大安に」、とか「友引の日は葬儀を避ける」などと聞きますよね。
「先負」にはやっていいこと、ダメなことっってあるんでしょうか?
引っ越し・結婚式・納車などは「先負」の日でも大丈夫なんでしょうか?
ひとつひとつみていきましょう!
「先負」の日にやっていいこと・ダメなこと
事を起こさず静かに待つ日、という意味ではありますが、午前中は凶・午後は吉といわれていることから、何かを決定したり行動するのであれば、午後からの方がよいとされています。
引っ越し

我が家も今年の夏に引っ越しの予定があるので「先負の日の引っ越し」については気になります!
先負の日は静かに、冷静に過ごすのが良いとされている日です。引っ越しは何かと慌ただしいものなので、できれば避けた方がよいですね。
しかし前述したように「先負」は「午前中は凶・午後は吉」であることから、引っ越しも午後から始めるとよい、とされています。
引っ越しの日取りとして人気なのはやはり大安の土曜日。引っ越し業者が休日料金などで割高にするケースもあるようです。
「先負」の日、さらに午後に引っ越すことで、引っ越し料金を割安にできるチャンスもあるでしょう。
引っ越し業者のスタッフも大安土曜日などの繁忙期は、複数の引っ越し現場をかけ持つため、急いで作業が雑になることもなきにしもあらず。
「先負の午後に引っ越し」をすることによって縁起も良く、引っ越し料金を安く抑えたり作業を丁寧にやってもらえるメリットがうまれる可能性も。
引っ越しは、荷物の量や距離はもちろん、時期や日取り・時間帯によって金額が変わってくるんですね。
これは家族全員の都合等あって、調整が必要だと思いますが、カレンダーの六曜と引っ越しの予算等を話し合って、引っ越しを後悔することなく終えたいですね。

入籍・結婚式

六曜の中でも馴染み深い「大安」。
「結婚式は大安や友引に」ということはよくいわることですが、「先負」の日に籍を入れたり結婚式をあげることはどうなんでしょうか。
やはり「先負」の「午前中は凶・午後は吉」という意味合いから、入籍や結婚式をあげるならお昼過ぎからがよいとされています。
結婚式の日取りとして人気の「大安」「友引」はだいぶ前から予約が入っていたり、費用も高く設定されているケースがあります。
六曜をどの程度信じるか、重要視するかは人それぞれの考え。
最近では、入籍・結婚式の日取りは「大安」や「友引」にこだわらないカップルも増えてきました。
ただ、特に親世代には日取りの縁起のよさを気にする人が多いので、カップルだけでなく両家の両親の都合や意向を聞く・式場を予約する前に両親に事前に相談する、などして後々トラブルにならないようにしましょう。
納車

我が家も今の車が10年以上経過したので、そろそろ新車購入を考えています。
「先負」は車の納車日にはどうなんでしょうか。やはり“無事故”を願って大安にするべき?
結局、これも六曜を信じるか信じないか、人それぞれということになります。
気にする方は「大安」を選び、「先負」にするならば午前ではなく午後にしてもらいましょう。
場合によってはディーラーの人に「大安」を勧められることもあるとか。
ちなみに納車のあとの「交通安全祈願」、いわゆるお祓いも同じようにご本人が気にされるのであれば大安を選ぶといいと思います。
厳密には六曜は神仏には関係ないことなので、あまり深く気にする必要はありません。
ご自身がどの程度六曜を気にするか、またお祓いを受ける神社・お寺の受付時間も確認して日取りを決められるといいですね。
せっかく「先負」について調べたので、他の六曜についても表にまとめてみました!
六曜の読み方と意味



まとめ
以上、先負の読み方や意味は?引っ越しや結婚式・納車はしてはダメ?をご紹介しました!
長女の疑問がきっかけだったんですが、「先負」についてだけでなく、六曜も読み方や意味がわかり、長女はカレンダーを見るのが楽しくなったようです(笑)

とか、

などとよく言っています(笑)
普段、カレンダーや手帳などで何気なく見ている六曜ですが、引っ越しや結婚式・納車など、私達の身近な行事に関係することが多かったので、調べて良かったな~と思いました(^^)/
6歳の次女にはまだ難しいようなので、もう少し大きくなったら教えてあげようとおもいます。